「今週のハマダ」 Vol.038_06Feb2002

大阪で、最近噂の四天王ラーメンを食べてきた。
「これぞ幻のラーメン、激ウマやで」と豪語する知人情報だ。
行ったのは、ラーメン四天王 千日前店。店内はやや狭め。
とりあえず、

 四天王ラーメン 780円
 赤(ピリ辛)   50円
 替え玉     100円
 チャーシュー丼 480円

を注文。
麺はちぢれず細い。チャーシューはなかなか旨い。
赤の辛子味噌はマジ辛かった。
しかし、その親会社が(株)贔屓屋とは。わ、笑えない。

結論:どのへんが幻なのかは残念ながら分からなかった。
「ラーメン四天王」のホームページ


1)2級DTP技能検定-----------------------------------------

歴とした国家試験らしい。このDTP技能検定とやらは。
ちなみに受験資格として3年以上の実務経験を要する。
今回、この検定(実技試験のみ)を受けるため大阪に行った。

当日の集合時間は8時30分。遅刻すると失格になる。
試験内容は、DTPソフトを駆使して指定紙どおりに
印刷物として仕上げるというもの。
最終は、プリントアウトしてデータをMOに入れて提出。
試験時間は、1時間45分。最長は2時間まで。
但し、5分超過ごとに減点される。

というもの。

ただ、この試験に関して経験不足の感は否めない。
前日までの準備が足りない。予習復習も足りない。
前々日までの仕事に泣かされていたのだ。
しかし、こういうときの本番には、170%の力を出す男ハマダ。
そうやって、今までも数々の資格を取得してきた。
(資格試験の本番には、なぜか強い)

今回も出来は上々。最終確認も鬼のようにした。

そして、今度また、学科試験を奈良県石見に
受けに行かなければならない。それも日曜の朝(涙)。
・・・できれば、実技試験と学科試験を同日に行なってほしかった。


2)MoMA展------------------------------------------------

噂のMoMAに行ってきました。最終日である2月3日に。
ちなみにMoMAとは『ニューヨーク近代美術館名作展』の事で、
先日まで東京・上野の森美術館にて開催されていた。
来場者数も延べ50万人突破したらしい。ほーほー。

今回、本拠地NYが改装中だという事で
”たまたま”日本での開催になったらしい。へぇ。

10時から開場だったので、9時45分に現地入り。
しかし、上野の森美術館にはすでに黒山の人だかり・・・。
なんでも45分待ちらしい。まいった。

まずは、入場のチケットを買いに行ったら、
チケット1枚余っているおばちゃんがたまたま居て、
1枚タダでゲットっ!!! ラッキー。

当日入場券(大人1名)は、1500円。
雨も降り、とても寒い中、待つ事45分、ようやく入場できた。

そんなハマダさんは、美術館などわりと好きなので、
実はよく足を運ぶ。

今回のMoMAにしてもそうだが、
これでも元美術部部員、だからといって美術史なんぞ勉強した
事もないが、高名な画家による作品にも多かれ少なかれ好みが
出てきてしまうものである。

そんな中学時代、
当時、鈴木英人というイラストレーターが大変好きで
所謂キュビズムには大変な疑念を抱いていたけれど、

  ジョルジュ・ブラック

に出会ってからは変わった。
それまでは、より写実的で視覚リアリズムを追求した、絵の
上手い人が好きだった。
自分もまたそうなれるよう、日々絵を描いていた。
しかし、ブラックの中に描かれる画とは、目に見える世界を
壊し、それは決して理不尽にではなく感性に問うものだった。

そして、何より鮮烈に、印象に残る画だった。

今でもピカソの絵は、何がどう凄いのかは分からないが、
今回のMoMAでピカソ作品をいくつか見て、初めて、
なんとなく大衆受けしそうな事が少し分かった気がした。
ま、1900年代初頭の頃の作品は、まだ好きだが。

ちなみに、ジョルジュ・ブラックとは、
パブロ・ピカソと共にキュビズムを創始、20世紀を代表する
静物画家で、この二人がかのポール・セザンヌに強い影響を
受けた事はあまりに有名。
二人とも元々写実派だったので、実はものすごく絵が上手い。

そんなこんなで、
異常な多さのアンリ・マティスでお腹いっぱいになりながらも
じっくりと鑑賞した後、外に出ると、今まで以上の人が。
一体どこまで続く、この人垣?ってくらい。
入場するためだけに、なんと

  180分待ち

らしい。180分って事は、3時間っ!!
しかも外は雨。雨。雨。・・・極寒。
みんな凄いな。自分だけなら絶対帰ってしまう待ち時間だ。
ムダに待つのは大嫌い。そんなに待ってまで見たかったの
なら、もっと早くに来たらいいのに。

その後、アメ横でカキ釜めしを食って家路の途につきました。